こんにちは、エスト不動産の百瀬です！
今回は、移転や転居によって発生する初期費用について説明させて頂きます。

意外とかかる初期費用

事務所やお部屋を探される場合、不動産のポータルサイトで下調べされる方が大半だと思います。
物件探しってワクワクしますよね。
探される時にはやはり、月額費用(賃料、共益費等)を重視されると思います。
私も項目を絞って探すのですが、毎月の支払い分に注視しがちです。

ただ、月額費用だけに注視して物件を選定してしまうと、初期費用の見積金額を
見た時、気持ちが冷めてしまう事もありますよね。
探した時間も無駄になってしまうので、初期費用はこんな項目まで考慮しないといけないんだと、
とらえて頂ければと思います。

賃貸借契約に発生する初期費用

月額費用以外に敷金や礼金等が発生します。
入居前にまとまった金額が必要になります。
項目や内容を解説させて頂きます。

1. 敷金（保証金）

契約終了時に退去する際に原状回復費用に充てられます。
その為に前もって預ける金銭になります。
原状回復費用とは契約締結以前の室内状態に戻す工事費用の事です。

2. 礼金

所有者に契約時にお礼を込めて支払う金銭です。
敷金とは違い戻ってきません。

3. 前家賃

契約日にもよりますが、月の途中で契約が開始される場合、
日割り賃料等に追加で翌月の賃料等も先に納めます。

4. 保証料

保証会社へ加入する費用になります。
戻ってこない費用ですが、もしも家賃等の支払いが
困難になった場合の備えになります。

5. 仲介手数料

物件案内や契約手続きを行った不動産業者へ支払う費用になります。

6.火災保険料

火災や水漏れなどのトラブルに備え、損害保険に加入する必要があります。
保険会社へ直接支払いを行います。

実はこの他にも初期費用は発生します

ここまでが、移転先の物件を契約した時に支払う費用になります。
実はこれ以外にも費用が発生するので、項目だけでも覚えておいてください。

7.引っ越し費用

移動時期によって金額が大きく変わってきます。
春先の移動シーズンに関しては、費用が倍近く上がることもあります。

8.移動先での工事費用

事務所の移動を行う際は、電気工事、LANやネットワーク工事、
電話工事、空調工事等発生します。
出来る限り、複数の工事見積を取ることをオススメ致します。

9.原状回復費用

こちらは初期費用とは違いますが、移転元の原状回復工事が
必要な場合もありますのでご注意ください。

以上が、初期費用及び、同時期に発生する項目です。

交渉で初期費用が抑えられることもあります

実は交渉をすることで、初期費用を安くできる可能性もあります。
良い物件が見つかったのに、初期費用が思ったよりも高くて悩んでいるとき、
ぜひ、諦めず相談してみて下さい。

不動産屋ならではの視点で、これからもブログを更新していきます。
是非、参考にして頂ければ幸いです！

少しでも物件探しの際に、お役に立てればと思います。